技術紹介Technology
複合技術による一貫生産
当社は切削加工、板金加工、パイプ曲げ加工、溶接加工、処理加工の各加工において厳正な品質管理のもと製品製造を行っております。それぞれの高い技術を持って他社で断られた難しい加工にも対応しております。
3次元図(アイソメ図)による事例
3次元図(アイソメ図)による事例
交差や難削材は設備欄の各種機械で高精度の加工を行う他、3次元図(アイソメ図)による、加工を1例としてご紹介いたします。
本品は線形φ4の材料を3本、R400に曲げ加工し、リング形状に抜いた板材で固定し溶接した製品です。この3本のR形状の線材の間に球がスムースに一定の速さで転がる仕組みになっており、他部品との嵌合品でもあります。 各々単品部品では簡単な加工品に見えますが、写真のように傾斜(3次元)の形状製品で長さはL=1300程度ある為、バネてしまい組み込みや固定に難点がある製品です。しかし精度も線形部品と板金部品との固定位置にもコンマ代の精度が必要とされました。 最も必要とされた点は量産時の溶接での精度を維持し、リードタイム短縮の為の治具でした。 |
|
いかに短時間で溶接工程を熟しコンマ代の精度維持を守る治具を製作するかを試作段階から着目して弊社独自考案により目標とする治具が完成しました。 | |
これによってユーザー様からもご納得を得られる品質・リードタイム・コストを実現する事が出来た製品です。他の製品にも同様の工夫を凝らして難加工品を生産しております。 |